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備蓄米は何年前のお米?備蓄米の味はまずい?

現在は「令和の米騒動」と呼ばれるぐらい米の価格が高騰し続けていますね。

そんな長引く「令和の米騒動」に対して、政府が備蓄米を放出することを発表しました!

放出される「備蓄米」とは、いったい何年前のお米なのでしょうか?味は美味しいの?

そんな風に疑問に思われる方も多いのではないでしょうか?

そこで、気になる「備蓄米」についてまとめてみました!

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備蓄米は何年前のお米?

2025年現在、放出される備蓄米の多くは2024年産のお米

備蓄米と聞くとかなり古いお米を想像していた人も多いのではないでしょうか?

放出されているお米の多くは2024年に収穫したお米が多いようです。

(中には2023年産のお米も含まれています。)

なぜ前年のお米が備蓄米になっているのかを知るために、備蓄米について簡単に説明します。

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備蓄米とは?

日本政府が凶作や不作時の流通量を安定させるために保存しているお米

1993年に日本のお米は、戦後最大の歴史的な生育不良に見舞われました。

当時はお米の在庫も不足してしまい、「平成の米騒動」と呼ばれる深刻な米不足となりました。

この事件をうけ、1995年に「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律」が施行され、現在の備蓄米の制度が出来ました。

備蓄米の制度

備蓄米は100万トン程度を確保しており、毎年20万トンずつ購入しながら入れ替えています。

つまり、一番古い備蓄米でも5年ごとに入れ替わることになります!

また、古くなった備蓄米は、基本的に飼料用に回されます。

備蓄米の内訳は、1~5年前のお米が20万トンずつ保管されているようです。

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備蓄米はまずい?

品質管理はしっかりとされている

備蓄米の保管は国から委託された民間企業が管理しているそうです。

保管方法を下記にまとめてみました。

備蓄米の保管法

  • お米自体の温度を15℃以下
  • 低温保管により、外注やカビの発生を防止
  • 低温保管により、お米の呼吸作用(自己消耗)を抑制

しっかりと低温で保管されているため、品質には問題はなさそうです。

ただ、新米と比較すると味や風味は劣る可能性が高いと考えられます。

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まとめ

今回は「備蓄米」についてまとめてみました!

2025年に放出される備蓄米の多くは2024年産のようですね!

ただ、備蓄米は新米と比較すると味は劣るかもしれないので、購入するかどうかは財布との相談になりそうです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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